Erica Kyle sitting at her desk with a laptop

SDL Tradosバーチャルロードショー:今回のイベントを振り返って

SDLのSenior Events Executive、Erica Kyleが、2020年5月に開催されたSDL初のバーチャルロードショーを振り返ります。

現在の世界的な情勢により、今春は残念ながら、世界各地で実施してきた対面式のSDL Tradosロードショーシリーズを中止せざるを得ませんでした。代わりに、SDLは今回のパンデミックを真正面から受け止め、バーチャルロードショーイベントの領域に初めて踏み込むという決断を速やかに下しました。今回のイベントの開催にこぎつけ、多くの皆さんにご参加いただいたことを大変喜ばしく思います。

バーチャルロードショーは、通常のSDL Tradosロードショーでの対面でのやりとりと並ぶものではないことは確かです(皆さんと直接の情報交換ができませんでした!)。しかし、最新の業界ニュース、製品の最新情報、エキスパートによるトレーニングを、距離を問わず皆さんのコンピューターに届けることができました!不確実で困難に満ちたこの状況下でも、SDLは皆さまとの関係を維持することができています。

5月中に、6つの言語(英語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、日本語)と5つのタイムゾーンで8つのSDL Tradosバーチャルロードショーを開催しました。85以上の国々から4,000以上の方々に申し込んでいただきました。こうしたイベントを通じて、Tradosコミュニティのメンバーにより広くかかわることができました。今回初めてロードショーに参加した方々もいました。SDLのグローバルチームのお陰で、各ローカル市場に合ったイベントをお送りすることができたことに感謝いたします。特に英国、イタリア、日本では非常に高い出席率を達成し、チームメンバーの努力が報われました。オンラインイベントは、今後においても一定の役割を果たす可能性があることが、今回の成果によって示されました。オンラインを通して、誰もがイベントに参加できるようになります。

また、参加者よりイベントに対して非常に肯定的なフィードバックを頂き、オンラインイベントのビジョンを実現した講演者やアドバイザーに心から感謝します。

SDLのいずれかのバーチャルロードショーにご参加いただけた皆さんには、イベントごとにそれぞれ独自の特色があったことに同意していただけると思います。さまざまな言語、タイムゾーン、天候の下で(そう、英国人は天候について語りたがります)、オーディエンスに向けてイベントを催すには、言語ごとにさまざまなアプローチが必要になります。世界中でローカリゼーション、トランスクリエーション、コンテンツ配信が必要とされていることを実際に目にすることができ、非常に喜ばしく思いました(これはSDLの存在意義の中心にあるものです!)。

注目点は多数ありますが、今回、ヨーロッパ/米国のロードショーで行われたイベントシリーズから主なトピックを紹介したいと思います。

1.SDL Trados注目の製品 - SDL Trados Studio 2021

SDL初のバーチャルロードショーで、待望の新バージョン、SDL Trados Studio 2021のプレリリースが発表されました。Daniel Brockmannがデモを行い、SDL Trados LiveがどのようにシームレスにSDL Trados Studioと連携して、オンラインとオフラインでの作業を統合し、真の意味でユーザーごとに個別化された体験を提供するのかをご覧いただきました。デスクトップの使い慣れた操作性とクラウドの利便性を兼ね備えているため、ユーザーは両方の環境間をシームレスに移動して、作業場所をどこにでも携帯することができます。 

Daniel Brockmannのブログをご覧ください。SDL Trados Studio 2021がどのように翻訳業界での作業の新境地を開くのかを説明しています。 

2.スターウォーズをテーマにした午後のトレーニングセッション

スターウォーズが好きでない人なんているでしょうか?ましてや、聞いたことがないなんて人はいないはずです。 

午後のSDL Tradosトレーニングは、有名なスターウォーズ3部作に合わせて、3つのセッションから構成されています。 

  • エピソードI - デッドライン・メナス(納期という脅威)
  • エピソードII - ファイル形式の侵略
  • エピソードIII - 翻訳者の帰還

SDLには、SDL Trados Studio 2019について高品質で有意義なトレーニングを提供する製品エキスパートチームがいます。どの言語の出席率も高く、貴重な新たなスキルと重要なヒントを得ることができたという素晴らしいフィードバックを頂きました。

私たちも、スターウォーズのテーマを完璧に捕らえたトレーニングセッション紹介ビデオの制作を大いに楽しみました。見逃した方は、シートベルトをしっかり締めて、こちらのビデオをご覧ください。(皆さんも私たちと一緒にこの叙事詩をご堪能ください。最高です!)

3.コンテスト

イベントごとにソーシャルメディア上でコンテストを開催し、その一つとして、翻訳に関する言葉をもじって改題した映画のタイトルを募集しました。創造力豊かな面白い応募作品が多数集まりました。本当に言葉って素晴らしいですよね!このコンテストで1日大いに楽しませていただきました。優勝者がAmazonギフト券を獲得し、コンテストは大いに盛り上がりました!

私たちのお気に入りの応募作品をいくつか紹介します。

  • La tarifa prometida(レート・ブライド・ストーリー) → La princesa prometida(プリンセス・ブライド・ストーリー)
  • La guerra de las tarifas(レートウォーズ) → La guerra de las galaxias(スターウォーズ)
  • The Nightmare before Translation(翻訳前の悪夢) → The Nightmare before Christmas(ナイトメアー・ビフォア・クリスマス)
  • CAT in Boots(長ぐつをはいた翻訳支援ツール) → Puss in Boots(長ぐつをはいたネコ)
  • AristoCATs(おしゃれ翻訳支援ツール) → Aristocats(おしゃれキャット)
  • A qualcuno piace Trados(Tradosがお好き) → A qualcuno piace caldo(お熱いのがお好き)
competition winning image

4.エキスパートアドバイザーとのオンラインライブチャット

ライブイベントと並行して、SDLの製品エキスパートに1日中いつでも質問できるチャットルームを開設しました。具体的な技術的な問題のほか、ライセンスに関する質問や一般的な問い合わせ、イベントプレゼンテーション後の質問など、あらゆる問題にSDLチームのメンバーが終日対応し、アドバイスを提供しました。

イベントが終了した後で、多くの質問が生じるのは当然のことです。ましてや、1日で大量の情報を提供するイベントの後ではなおさらです。 

そのようなときのために、ぜひSDLコミュニティに参加しませんか?最も適切と思われるフォーラムを選択して質問をするだけです。

最後に、優れたプレゼンテーションスキルを備えた才能豊かな同僚と、貴重な時間を割いてバーチャルロードショーシリーズを成功に導いてくださった素晴らしい外部講演者の方々に心から感謝したいと思います。

私を含むイベントチームメンバーは、そう遠くない将来に、次回バーチャルイベントや可能であれば対面式のイベントで皆さんとお会いすることを楽しみにしています。